図録「ステットソン：アメリカン・アイコン」 [stse001-book]

ステットソン初の図録『ステットソン：アメリカン・アイコン』（リッツォーリ刊、2025年）は、アメリカを代表する伝説的ブランド ステットソン がこれまで歩んできた決定版

ストーリーや、カウボーイ、アーティスト、映画スター、ポップスター、ジャズミュージシャン、カントリーシンガーたちのスタイリッシュな帽子の着こなし方など、320ページにわたり、ステットソン160年間の歴史、革新、職人技、文化の集大成が収録されています。

「歌の中のステットソン」や「スクリーン上のステットソン」などのセクションでは、ジーン・オートリー、ロレッタ・リン、ボブ・ディラン、ウィリー・ネルソン、ビヨンセなど、ステットソンをイメージの一部とする多様なミュージシャンの素晴らしい写真が掲載されています。
他にも、ロバート・レッドフォード、クリント・イーストウッド、ジェーン・フォンダ、ジョン・トラボルタ、バービーを着たマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリングなど、名だたるアメリカ映画スターが、ステットソンのハットの素敵な被り方法を見せてくれます。

別の章では、ブランドの歴史をたどり、その過程でアメリカの歴史と文化の重要な瞬間と傾向を強調する、アーカイブ画像と魅力的な広告、そしてアメリカ文化におけるステットソンの重要性を記したエッセイを伴い、アメリカで最も重要な歴史的ブランドとして、ステットソンを紹介しています。

加えて、今回の著者のひとりである『ヴォーグ』編集者兼アーカイブ担当のレアード・ボレリ＝パーソンは、本書で機能美の象徴としてのカウボーイハットの神話的魅力を探求し、『エスクァイア』『タウン＆カントリー』『メンズヴォーグ』の元編集長、かつ長年ステットソン愛用者でもあるジェイ・フィールデンが、伝説のステットソン工場を訪れた記録が収録されています。